かりがね吟社大句会並びに感謝祭が、6月11日に徳壽山広福禅寺で会員外多数が参加し賑やかに開催されました。
兵頭岩雄(草風)さんの進行で始まり、宇都宮利治(橘里)実行委員長の挨拶、浜田又治狩江公民館長の挨拶の後
沖村美幸(深雪)さんが会場に飾られた先輩方の句を披露した。
その後、武山寛仁住職に感謝の法要をしていただき、参加者が席題句に挑戦した。
席題に取り組んでいる間に、亀井秀男さんが、幸地久志(木牛)さんの創った「南水の恵みに展く花蜜柑」という
句を朗詠し、それを中川裕子さんが全紙大の和紙に書き付けた。
続いて、大谷重弘さんが先輩達の俳句を組み合わせた歌をギターの演奏で披露した。
<先輩の句>
松手入れ風新しくなりにけり としえ
姑白寿石に涼みてをられけり 武子
むらさきの風の流れて菖蒲園 夏代
黄昏の空に飛立つ蚊喰鳥 丸台
遍路道教へてくれし阿波訛 とおる
黒南風や魚臭漂ふ舟溜 木牛
諳んじる糸瓜三句や獺祭忌 いえ子
満潮に船高々と松飾り 久代子
剥落の仁王まぶしむ新樹光 洋子
菜の花を揺らして児らの隠れんぼ 孝子
障子貼る少し心の落ち着く日 和子
恋唄と言ふ清流の河鹿笛 五月
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<先輩句(故人)>
室咲きの花に囲まれ眠りけり 蛍雪
遠き日のさっかけ棒や麦の秋 春美
丈くらべしている如し韮の花 才栄
命など思はず畑を打ちにけり 狩江子
豆の花月夜に莢を結びけり ゆき子
長旅を来て初燕よく喋り まさを
朝顔や余日を埋める農日誌 ときえ
移り来て三年や根付く石蕗の花 敏之
受験子を送る夜明けの波の音 澄江
<席題句> 『梅雨』
梅雨の傘傾げて寺の道を問ふ 大崎
梅雨入りを待っておりたる野菜かな 橘里
浜里に嫁ぎ始めの梅雨となり 奈津子
お経にも負けぬ古池の梅雨の蛙 大谷
境内の句碑に宿るや梅雨しとど 敦子
梅雨晴れ間農道歩き句碑に逢ふ 敦子
かりがねを偲びし梅雨の寺句会 寛仁 ※寛仁和尚は、俳句初挑戦で二人とみの選者から選ばれました。